親の家の片づけ=おやかた
私も2000年の春から始めていまだ継続中。
 モノでいっぱいの家にしたのは義父ですが(;^_^A
そのままにして突然他界しました。 
その後、夫と家の片づけを始めたのですが
ずいぶんと家の様子が変わりました。
 義実家の片づけの様子は
アメブロを中心に綴って参りました。
 せめてこのくらいの状態で暮らしてほしかったな~、と思う事があります。
 でも、あらためて振り返ってみると…
 義父は何一つ困らないまま生涯を終えたのです。
多分。
 趣味の道具もたくさんあり、むしろかなり楽しかったのではないかと思います。
 自分が思うままに暮らせる時間って意外に少ないものです。
 親や友人、恋人や夫、子どもの予定に合わせてばかりで
自分の時間がない…
という女性は多いのではないでしょうか。
 そこに「仕事」も入ってきます。
「介護」「子育て」の時間は命に係わる時間ですので
緊張感でいっぱい…なことも多いと思います。 
そういうしがらみ無しで自分の時間を使える、というのは
この上なく贅沢なことなんだろう、と思う年頃になりました。
 何のために家を片づけたいかというと
・人が呼べない
→散らかってて恥ずかしい
・モノが多くて探し物、なくしものが多い
・アレルギーがあるのでホコリがたまらない環境にしたい
・落下物などでけがをしないように
・その他事故防止のため
・災害に備えたい
…など様々な思いが。
 そして、人には言いにくいこともあるでしょう。
残されたものを自分が処理するのは嫌
 ↑コレは絶対にあると思うのですが、
なかなか普通にお話ししていても出てきませんね(;^_^A
 家族同士でも話しにくいことだと思います。
 今までいろいろ書いてきましたが、一番大事なところが抜けています。
それは、
その家に住んでいる人がどう感じているか、という事。 
何かしら不便なことがあって、
変えられるなら変えたいと思っているのか。 
どうせ無理だからこのままでいい…
と思いつつ「不」を見ない事にしているのか。
 少しでも「変わりたい」という思いがあれば
「おやかた」を一緒にやれますよ(#^.^#)
 だけど、それでご本人が満足している場合は
何を言っても「変わらない」と思います。
 そんな時にもできる事として
「親の家を片づける前の作戦会議」というメニューがあります。
 利用された方の感想→ 1、2 
ご相談を受けた時にヒアリングを行ってからおススメしているメニューです。 
現在
「片付け相談」の枠内にて承っております。
 長期休み前に、グループコンサルのような形式で募集していたこともありますが
 現在は個別対応のみです。
 それでも思うように進まない…という場合は
 無理にやらなくていい、と思います。
 ゴミに埋もれて●●のもその人の自由。
 
あなたのせいではありません。
 どんなに立派な仕事をしてきたとしても
どんなに人格者だったと尊敬されていたとしても
近い身内には「ゴミをためていた人」として記憶されるのです。
 とても残念なことだと思います。
 だけどそれも自分で選んだことです。
 片づけてあげられなった、とあなたが思い悩むことはありません。
誰にも文句を言わせずに
自分が思うように生きることができたのですから、
うらやましい人生ですよ。 
ただ、片付けを子ども世代に丸投げする予定の方は
その費用プラスアルファくらいは残しておいて欲しいものです。
 葬式費用くらいじゃ足りないかもしれませんよ。
結構な費用がかかるものです。
無人になったあなたの思い出いっぱいの家の維持。
葬式費用分ではこの先何十年も維持できないですよ。
不用品処理をひたすら行う日々は
残された者には辛すぎるものがあります。
時間的にも金銭的にも体力的にも。
亡くなった後、惜しまれるでもなく なつかしがられるでもなく…
「こんなモノばっかり残して。片づける身にもなってよ」
一番に気持ちが折れそうでしたけど…私の場合。
 ↑私の経験ですが(;^_^A
 義父、立派な人だったんですよ。
 いまさら言ってもなんですが。
 自分が死んだら好きにして、ってよく聞きますが
言い訳もできませんからね。
それなりの覚悟を持って丸投げしてください。
アメブロの記事も良かったらどうぞ。
  → 
”モノに埋もれて〇んでしまう?ドリフハウス”