成果を出す手帳」から「人生を残す手帳」へ。2027年の手帳選び

先日誕生日を迎えました。

そして、この時期になると毎年気になり始めるのが、来年の手帳

実は私、いつもなら誕生日を迎える頃には、
翌年の手帳を入手して、
仕込みを終えていることが多いのです。


ところが今年は、まだ決まっていませんでした。


「2027年は、どの手帳にしよう?」

かなり迷いました。


10代から使い続けている手帳


以前の記事にも書きましたが、

私が手帳を使い始めたのは10代の頃。


予定を把握して、忘れないようにする。

いわば「マイカレンダー」のような存在でした。

看護師として三交代勤務をしていた頃は、

勤務を間違えないためにも手帳は欠かせないもの。

まさに「命綱」と言ってもいいくらいでした。


仕事を辞めてからも、移動や予定が増え、
手帳は備忘録として活躍。


そしていつの頃からか、

「決まった予定を書くもの」から「未来の自分の行動を書くもの」

へと変わっていきました。


その時々の自分に「これがいい」と思える手帳を選んできました。



これまで使ってきた手帳


ここ数年は、CITTA手帳を長く愛用していました。

書きやすく、予定を見通しやすいところが気に入っていました。


その後、フォーカスエイトを使った時期もあります。

売上や行動量を意識していた頃には、とても役立ちました。


「今月は何をする?」

「どれくらい行動できた?」

そんなふうに、仕事の成果につなげるための手帳です。





今年はタイムコーディネートを使っています。

こちらも使いやすく、無理なく一年を過ごせそう。

でも、少しずつ感じるようになったことがあります。





2026年の手帳会議、過去記事はこちら

【2026年の手帳会議】私にピッタリな手帳は!TC手帳 vs CITTA手帳 比較&選び方ガイド




「管理する」だけでは物足りなくなってきた


どの手帳も、それぞれ良いところがありました。

でも、今の私には少し違う。


CITTAは書きやすいけれど、もう少しワクワクする感じが欲しい。

フォーカスエイトは成果につながったけれど、
毎月同じフォーマットが少し窮屈に感じる。

タイムコーディネートは使い切れそうだけれど、
自由に書き込めるスペースがもう少し欲しい。

そんなことを考えていました。


そして気づいたのです。

今の私は、「管理するための手帳」だけを求めているわけではないんだ。



2027年は「残す手帳」にしたい

50代も終わりに近づいてきました。

以前は、

「目標を達成する」

「行動量を増やす」

「仕事の成果を出す」

ということを、かなり意識していたと思います。


もちろん今も、仕事は大切です。

でも最近は、それだけではなく、
今日何を感じたか。

どんなことが嬉しかったか。

庭の花がどうだったか。

どんな人と話したか。

何を考えていたか。

そんな日々の記録=ライフログも残したくなってきました。

別のノートを作って書いているものもあります。

でも、できれば一冊にまとめたい。

それが今回の手帳選びの大きなテーマになりました。


カズン?HON?それとも……

そこで候補に挙がったのが、ほぼ日手帳。

実は、十数年前には使っていた手帳です。


久しぶりに「ほぼ日手帳に戻ってみようかな」と思いました。


候補になったのは、
カズンとHON。

カズンはA5サイズ。

たっぷり書けるし、ライフログを残すには魅力的です。

最初は、
「やっぱりカズンかな」
と思っていました。

ところが、ふと気になったのが重さ。

カバーなどを含めると、約615g。

「……結構、重い^^;」

毎日持ち歩くことを考えると、ちょっと考えてしまいます。



「素敵」だけでは選ばない

以前だったら、

「書くスペースがたくさんある!」

という理由だけで選んでいたかもしれません。


でも今は、

「実際に持ち歩く?」

「今の暮らしに必要?」

「他の荷物と一緒に持ったらどう?」

と考えるようになりました。



最近はペーパーレス化も進んでいます。


以前のように、たくさんの紙類を手帳に挟んで持ち歩く必要もなくなりました。


そして、もう一つ気づいたことがあります。

私はA5サイズのノートが入る、
お気に入りの透明を持っているのです。

「だったら、重たいカバーにこだわらなくてもいいのでは?」

そんなふうに考え始めました。



最終的に選んだのは「HON」

いろいろ考えて、悩んで。

2027年の手帳として選んだのは、
ほぼ日手帳HONのVine

最初はカズンに心が動いていたのですが、
「今の自分の暮らしにちょうどいいのはどちら?」
と考えていくと、HONに気持ちが傾いていきました。

見た目の好みだけではなく、

重さ。

持ち歩きやすさ。

書く量。

ライフログとしての使いやすさ。

そして、今持っている物との組み合わせ。

いろいろ考えて決めました。



手帳選びは、今の自分を知ること


今回、手帳を選びながら思ったことがあります。

手帳って、単なる文房具ではないのかもしれません。

その時の自分が、
「何を大切にしているのか」
を教えてくれるものなのかもしれません。

以前は「成果」や「行動」を重視していました。

今は、
「残すこと」や「味わうこと」
にも惹かれている。

それは、年齢を重ねたからこその変化なのかもしれません。

そして今日は誕生日。

新しい一年を迎える日に、
来年の手帳を選んだことも、なんだか意味があるような気がしています。

2027年。

VineのHONには、どんな一年が詰まっていくのでしょう。


予定だけではなく、
その日に感じたこと。

小さな発見。

仕事のこと。

暮らしのこと。

庭のこと。

そして、何気ない幸せ。

そんなものも、少しずつ残していけたらいいなと思っています。


「成果を出す手帳」から「人生を残す手帳」へ。

今の私には、そんな手帳がちょうどいいのかもしれません。




ほぼ日手帳、楽天でも買えます。
こちらの方が送料がお安くなります。

公式でプレゼントされているおまけはつきませんのでご注意ください。


【お盆になると思い出す、父の故郷の夏】浴衣と盆踊り、そして伯父と伯母の記憶

 お盆になると、ふと思い出す夏があります。

子どもの頃のお盆は、父の生家で過ごすのが恒例でした。

今思えば、私にとって「夏休み」といえば、
父の故郷で過ごした時間だったのかもしれません。





浴衣を着て、盆踊りへ

伯母に浴衣を着せてもらって、盆踊りへ。

夜空に上がる花火を眺めたり、親戚や近所の子どもたちと遊んだり。

昼間は外で遊んで、真っ黒に日焼けしていました。


今のように、子どもの日焼けを気にする時代でもありません。

暑い中を走り回って、汗をかいて、夜になると盆踊り。

そんな夏が、私の大切な思い出として残っています。

大人になってから振り返ると、
何でもないような一日一日が、実はとても贅沢な時間だったのだなと思います。


部屋に飾られていた一枚の写真

父の生家で寝泊まりしていた部屋には、一枚の写真が飾られていました。

軍服を着た男性の写真。

どこかのジャングルのような場所で撮られた写真だったと記憶しています。

子どもの私は、その写真を見るたびに、

「この人はどんな人なんだろう?」

と思っていました。

そこで父に聞いてみたのです。

「この人、どんな人だったの?」

すると父は、

「よく怒られてたから、怖かった」

と(笑)

その人は、父の兄。

私にとっては伯父にあたる人でした。


長兄だった伯父

父とは年の離れた兄弟だったため、
子どもの頃の父は、いたずらなどをすると
長兄である伯父から叱られることが多かったそうです。

だから父にとっては、

「怖かった兄」

だったのでしょう。

でも、私が知っているのは、写真の中の伯父だけ。

軍服姿で、どこか遠くの場所に立っている。

どんな声だったのか。

どんな話し方をしたのか。

どんな人だったのか。

今となっては、私にはわかりません。

それでも、その写真だけは子どもの頃の記憶として残っています。


伯母も、伯父のもとへ

その伯父は、海で戦死したと言われていますが遺骨は戻ってきていません。

そして、私に浴衣を着せてくれた伯母も、

昨年、伯父のもとへ旅立ちました。

3年前に見た印象的な夢
送り盆の朝


最期まで明るく可愛らしい伯母でした。

子どもの頃の私に浴衣を着せてくれた人。

夏の夜、盆踊りや花火を一緒に見た人。

そんな伯母も、もういません。

姉妹のように過ごした伯母の孫も早くに他界しました。

思い出すと、少し寂しくなります。

でも、思い出は不思議です。


人がいなくなっても、
その人と過ごした時間までなくなるわけではありません。


浴衣を着せてもらったこと。

盆踊りに行ったこと。

親戚の子どもたちと遊んだこと。

真っ黒に日焼けした夏。

そういう一つ一つの記憶の中に、伯母は今もいます。


お盆は、過去と今がつながる時間

お盆になると、ご先祖さまや亡くなった家族を思い出します。

仏壇に手を合わせたり、お墓参りをしたり。

昔の写真を見返したり。

「あの頃は、こんなことがあったな」と思い出したり。


そうやって記憶をたどることで、

今の自分がどこからつながってきたのかを感じることがあります。


私が子どもの頃に過ごした父の生家も、ずいぶん変わりました。

あの部屋も、あの写真が飾られていた場所も、昔のままではないでしょう。

それでも、私の中には残っています。


あの夏の私へ

お盆になると、あの頃の自分を思い出します。

浴衣を着せてもらって、盆踊りに行って。

花火を見て。

親戚の子どもたちと遊んで。

真っ黒に日焼けしていた私。

あの頃は、それが当たり前の夏だと思っていました。


でも今振り返ると、たくさんの人に囲まれて過ごした、かけがえのない時間でした。

そして、その時間を作ってくれた人たちは、少しずつこの世を旅立っています。

だからこそ、お盆は「亡くなった人を思う日」であると同時に、

今ここにいる人との時間も、大切にしたいと思う日

なのかもしれません。


今年のお盆も、懐かしい人たちを思い出しながら過ごしたいと思います。


そして心の中で、

「浴衣を着せてくれて、ありがとう」

「一緒に夏を過ごしてくれて、ありがとう」

そう伝えてみようと思います。

【夏の不思議な出来事】お盆にトンボがやってきた。故人の魂を運んできたのかな?

 

お盆にトンボがやってきた


「蝶や昆虫は、故人の魂を運んでくる」

そんな話を聞いたことはありませんか?


本当にそうなのか。

それとも、昔から伝わる言い伝えなのか。


科学的に確かめられることではありませんが、私はこういう話、嫌いではありません。


特にお盆の時期になると、

「もしかしたら、会いたい人が帰ってきてくれたのかな」

そんなふうに感じることがあります。






今年のお盆も、我が家でちょっと不思議な出来事がありました。


お盆の朝、トンボがやってきた

今年の迎え盆の朝。

家の中で過ごしていると、大きなトンボが網戸にぶつかってきました。


「ずいぶん大きなトンボだなあ」

最初はそんなふうに思っただけ。


でも、その次の瞬間、

「帰ってきたのかな?」

ふと、そんな言葉が浮かびました。


迎え盆ですから。


お盆には、ご先祖さまや亡くなった家族が帰ってくると考える風習があります。


だからでしょうか。

そのトンボを見た瞬間に、もう会うことのできない大切な人のことを思い出しました。


本当に故人の魂がトンボになって帰ってきたのか。

もちろん、私にはわかりません。


でも、

「帰ってきてくれたのかもしれない」

そう思えたことが、なんだか嬉しかったのです。



蝶やトンボを見ると、故人を思い出す

蝶やトンボなどの生き物を、故人からのメッセージのように感じる人もいるようです。

こうした捉え方には、地域や家庭によってさまざまな言い伝えがあります。

私は、それを「本当ですよ」と断言したいわけではありません。


でも、亡くなった人を思い出すきっかけになるのなら、それも素敵なことだと思っています。

人は、亡くなったらすべてがなくなるわけではありません。


一緒に過ごした時間。

かけてもらった言葉。

教えてもらったこと。

その人から受け取ったものは、今も自分の中に残っています。

そして時々、何気ない出来事をきっかけに、その人のことを思い出す。

それだけでも、なんだか「つながっている」ような気持ちになるのです。



実は、以前にも不思議な出来事がありました

お盆の時期になると、我が家では時々、不思議だなと思うような出来事があります。


昨年も…
昨年の出来事は↓↓↓

お盆に響いた鈴の音と、舞い込んだアゲハチョウ──季節の移ろいと不思議な出来事


今回のトンボのことも含め、今年のお盆に起きたことを

日記代わりにnoteに綴りました。


その中で、

「もしかしたら、会いたかった人が帰ってきてくれたのかもしれない」

そんな気持ちになった瞬間についても書いています。


よかったら、こちらも読んでみてください。

『支えてくれている人、心に残っている人』

noteの記事を読む|支えてくれている人、心に残っている人


不思議な出来事は、心を立ち止まらせてくれる

毎日を忙しく過ごしていると、亡くなった人のことをゆっくり思い出す時間も少なくなります。

でも、お盆になると少し違います。

仏壇に手を合わせたり、お墓参りをしたり。

昔の写真を見たり。

「そういえば、あの人はこんなことを言っていたな」

と思い出したり。


そうやって過去を振り返る時間は、

今を生きている私たちにとっても大切なのかもしれません。


今年も無事にお盆を迎えられたこと。

そして、今そばにいてくれる家族と穏やかに過ごせていること。

そんな当たり前のような毎日に、改めて感謝したいと思います。


トンボが故人の魂を運んできたのかどうかは、私にはわかりません。

でも、あの日トンボを見て、私は大切な人たちを思い出しました。


今年のお盆も、

「帰ってきてくれて、ありがとう」

そんな気持ちで過ごしています。

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