「正しい」ことが受け入れられるとは限らない

離れて暮らしている両親とはなるべくこまめに
電話などでコミュニケーションをとるようにしています。
声から伝わることもたくさんありますが、
電話だけではわからないこともたくさんありますね。




少し前の事ですが、ちょっとした健康問題が発覚していました。
大事には至ってないのですが、少々心配な感じ。
今からの養生、日常生活の調整が必要かな、といったところです。

ですが、これがなかなか難しい(´_`。)

真っただ中にいると、問題が見えにくくなる
・・・というか見たくない のでしょうね。
なんとか自分に都合が良いように解釈しようとしている様子がアリアリと。

これ以上状況が悪化しないように・・・
という思いもあり、話をしても
「おもしろくない」話
なので否定されます。

否定、ネガティブ発言は昔からなので
「やっぱりこう来たか」と思うだけなのですが
二人暮らしの両親のどちらかが動けなくなった場合の事を考えると

どげんかせんといかん
何とかしなくては

という思いが先に立ちます。

私ももう昔の事ですが専門病棟にいましたので、
これは譲れない、
という基本的な部分があります。

私の親に限ったことではないと思いますが
自分が知らないもの、自分の常識以外の事は基本
「全否定」
からはじまりがちです。

他にも老人看護学の教科書で習った高齢者の悪い特徴が主張してきている感じです。
これは・・・
けっこう精神的に堪えます。

コミュニケーションは「正しい」事が通用する世界ではないので。


以前はそれで口論になり気まずくなることもしばしばでした。

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