モノが多すぎる家を片づけるには、まず○○を作るべし

モノが多すぎる家、どこから片づけた?

続・モノが多すぎる家、どこから片づけた?

の続きです。

モノが多すぎる場所を片づける場合、
不用品をまず取り除きたくなります。

だがしかし!

自分の家でない場合や
その家の持ち主が「全部大事なもの」と言われる場合は
勝手に捨てることができないし
何が「大切なもの」なのかの判別ができません。

古い本の間にお金がはさんであったり
朽ちかけた祝儀袋に現金が入っていたり
書きかけの雑記帳に暗証番号がメモしてあったり…
など、うかつに捨てることができない場合があります。

これは私が体験したことですが…

片づけを始めてから、ほぼ毎回
どこからか現金が出てきました。
小銭の事が多かったのですが、
古い封筒から、聖徳太子が団体でお出ましになったことも。

日本昔話のようですが、小銭がギッシリ詰まった壺も出てきましたよ。


片づけサポートの現場でも、現金が思わぬところから出てくることはよくあります。

明らかなゴミは、ごみ袋に直行して大丈夫かと思いますが
それ以外のものは、一か所に集めて残すか処分するかの
「確認」するスペースを作ることが必要です。

明らかな不用品を、まとめて置くスペースも。



最初のうちはかなり大量に不用品が出る場合が多いと思います。

それら不用品の行先はあらかじめ目星をつけておいてください。

引き取りに来てもらえるのか
自分で搬出する場合の行先、
搬入可能な時間帯
有料か無料か…

見積もりが可能であれば、やっておくことをおすすめします。

大型ごみをいくつか出す場合
思いのほかに高額の料金がかかるかもしれません。

リサイクル家電の対象のものは複数あると結構な出費になります。

対象となる廃棄物(家電4品目)


義父が存命の時に、自分でやってくれていたらお金はかからなかったのですが…

テレビ、冷蔵庫が複数台(合わせると全部で7台分くらいだったかな)あったので
結構な出費でした。

記憶にあるのはテレビ3台、冷蔵庫4台。
テレビは押入れの奥からも、時間差で出てきたので記憶があいまいです。

家電などは買い替えたら、古いものを引き取ってくれるサービスがあることも。
こういうサービスをうまく利用しましょう。

「何かに使える」かも

この「かも」が後々大きな負担になることも!


続・モノが多すぎる家、どこから片づけた?

前回の続きです。

亡くなった義父が、葬儀会場に行く前に自宅に戻ることになり
大慌てで一部屋あけました。


どのようにやったかというと。

いわゆるブルドーザー方式です。

カラーボックス、段ボール、新聞雑誌、薬の袋
健康食品の箱、長椅子、テーブル…諸々の大物小物類。

隣の部屋にガーッと移動!
とりあえずスペースを作ることに集中しました。

もう、何も考えず
亡義父が出棺までの間過ごすスペースを作りました。

葬儀は斎場で。

出棺後、ガラ~ンとした部屋。
モノが詰まった家の中でこの部屋だけが異空間のようでした。

その後、この部屋を拠点に義実家の片付けが始まりました。

休憩、モノの仕分け、大事な物の一時置き場として
大きな役割を果たすことになりました。

このスペースが無かったら…

身動き取れず、片づけにもっと時間がかかっていたことでしょう。

モノが多すぎる家、どこから片づけた?

義実家の片づけを始めたのは2000年の春。

義父が一人で住んでいました。

庭にも家の中にも物が多くて…
時々夫が片づけに行っていたようですが、
「お前が来ると物が無くなる」
と言われ、次に行ったときは前以上にモノが増えている、という状態だったそうです。

そんな状態のまま、緊急入院後帰らぬ人となったのですが。

退院するとき、葬儀会場へ行く前に自宅に戻ることに。



悲しみに浸る余韻などなく、とりあえず!!!!!

本当にとりあえず一部屋あけました。

玄関からその部屋への通り道を確保し。

弔問客にお茶を出すために
急須や湯呑を探して、漂白して洗ってお湯を沸かせる準備をして…

この時初めて台所に入りました。

どこに何があるかわからない状態でのこの状況はかなりキツカッタ…

誰がご近所で
誰が身内なのか顔もわからない状態

義実家周辺の地理もさっぱりわかりません。

コンビニがどこにあるかすらわからなかった。

でも、義父が家に戻ってこなかったら
もっと大変なことになっていたような気がします。

数年後の未来を思い浮かべるのは難しい方へ

数年後、どんなふうになっていたいか…
なかなか浮かばない、という方や
年齢的に先の希望が描きにくいわ~、という方は
ちょっと発想を変えて

どんな人だった

と言われたいですか?

優しい人だったね
きちんとしてたね
ホントに頑固で苦労したけど、憎めない人だったね

などなど…



私は

あっぱれな婆さんだったね

と言われたい。


これは実家にかなり昔から置いてある博多人形。
小倉祇園太鼓を叩いている人形です。
本文とは特に関係ありませんm(__)m


家とお墓ときっちり始末して
後始末する人が驚くくらいに家を整えてからこの世を去ろうと思っています(笑)

理想はトランク一つ分くらいの私物。
軽やかに旅立ちたいと思います。


人間、いつ何があるかわかりません。

見られたくないモノ、
伝えたいモノなどは「自分で」整理しておきたいな…
と思うのです。

義実家を片付けていてホントにそう思う。
ほぼ見ず知らずの私に
こんなプライベートなところまで見られて
モノを処分されて…

私自身、抵抗がありましたから…(-。-;)

随分前に実家でこの話をしたら
即!!!
母が片付けを始めました(笑)

自分ではちょっと難しいかな…
という方はぜひご相談くださいね。

ちょっと先の事を意識してモノと向き合うと
今の生活の質もぐっと上がりますよ(o^-')b

久しぶりの家庭看護

先週から、夫が体調不良でして。

熱が出て寝込んでしまいました。

年に何回かこういうことがあるのですが、
結婚して栄養状態が良くなった(笑)せいか頻度は減っていました。

熱があるときは、氷枕が気持ち良いですね。

我が家にはアイスノンが二つと
ゴム製の氷枕が一つあります。

冷凍庫に入れたいものが多い季節なので
アイスノンは出していたのですぐには使えない

…ので、昔ながらの氷枕を。

その後、冷凍庫内を整理してアイスノンを入れてスタンバイ。

取り換えの手間も含め、アイスノンは便利ですね。

こういう、枕タイプのものを使っています。
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感想(28件)

暑くて寝苦しい時にも大活躍です。

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感想(0件)

昔ながらの氷枕。
金具は二つ欲しいところですが…

水が漏れてないか確認してから使うようにしてくださいね~。

個人的には、昔ながらの氷枕が一番使用感が良いように思います。

使用頻度は低いですが、これも便利。

価格:1,296円
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感想(1件)

ビニール袋に氷を入れてアイシング…
ということを頻繁にしている方は、コレ一つあると良いですよ。
破れたり、水が漏れる心配もないですしね。

シートタイプのものは我が家にはありません。

「まちだくらしフェア2017~きて・みて・キャッチ!くらしのヒント~」

「まちだくらしフェア2017~きて・みて・キャッチ!くらしのヒント~」


https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kurashisoudan/shohi/event/kurashifair.html

イベント内容がわかりやすいポスター
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kurashisoudan/shohi/event/kurashifair.files/poster2017.pdf

暮らしに密着した内容のイベントです。
詳細は上記リンク先をご覧ください。



私は「心とモノの整理から住環境を考える会」のメンバーとして
相談会に参加させていただきます。

イベントは 2017年7月7日(金)、8日(土)の2日間。

私たちのグループは、「すまいのなんでも相談」
心も暮らしもスッキリと!「片付け相談」で出展です。
無料です!

ライフオーガナイザーと整理収納アドバイザーとの混合チームです
インテリアやファッションに強いメンバーもそろっています。


三浦の担当は7月8日(土)14:00~16:00の時間帯。
相談員として会場にいます。

当日は12:00~会場の誘導係として会場にいますので是非遊びに来てくださいね。

本当はスマートなお爺ちゃんだった義父

私の苦労の種(笑)
義実家ですが…。

片づけの様子をアメブロに書き始めたのは2012年の2月でした。



モノが多く、一軒まるごと倉庫のような状態だった義実家です。

義母のモノもありますが、
大変な状態にしちゃったのは義父のようです。

ブログ等の印象では
モノをため込んだおじいちゃん、といった印象かと思いますが
実際は結構イケ面。
(残念ながら夫とはあまり似ていません)

仕事もやり手。
クールな知性の持ち主でした。
なかなかのお洒落さんで、老人会のおばあちゃんにモテてたようです。

私から見ると、結構素敵なおじいちゃんだったのですよ。
スマートな印象。

身内の印象は違っていますが。

それなのに…

家に残されたモノたちの印象が強すぎて
残念な感じは否めません(;^_^A

ホントに数回しか会ってないので
本当の義父の姿、というのは残されたモノから想像するしかないのですが。

持病はあったものの、まあ元気に暮らしていて
「結婚式の写真ができたから取りにおいで」
と電話をもらった直後に庭先で倒れ…

数日で他界してしまいました。

人間、いつ何があるかわかりません。

見られたくないモノ、
伝えたいモノなどは「自分で」整理しておきたいな…
と思うのです。

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