「正しい」ことが受け入れられるとは限らない

離れて暮らしている両親とはなるべくこまめに
電話などでコミュニケーションをとるようにしています。
声から伝わることもたくさんありますが、
電話だけではわからないこともたくさんありますね。




少し前の事ですが、ちょっとした健康問題が発覚していました。
大事には至ってないのですが、少々心配な感じ。
今からの養生、日常生活の調整が必要かな、といったところです。

ですが、これがなかなか難しい(´_`。)

真っただ中にいると、問題が見えにくくなる
・・・というか見たくない のでしょうね。
なんとか自分に都合が良いように解釈しようとしている様子がアリアリと。

これ以上状況が悪化しないように・・・
という思いもあり、話をしても
「おもしろくない」話
なので否定されます。

否定、ネガティブ発言は昔からなので
「やっぱりこう来たか」と思うだけなのですが
二人暮らしの両親のどちらかが動けなくなった場合の事を考えると

どげんかせんといかん
何とかしなくては

という思いが先に立ちます。

私ももう昔の事ですが専門病棟にいましたので、
これは譲れない、
という基本的な部分があります。

私の親に限ったことではないと思いますが
自分が知らないもの、自分の常識以外の事は基本
「全否定」
からはじまりがちです。

他にも老人看護学の教科書で習った高齢者の悪い特徴が主張してきている感じです。
これは・・・
けっこう精神的に堪えます。

コミュニケーションは「正しい」事が通用する世界ではないので。


以前はそれで口論になり気まずくなることもしばしばでした。

そろそろ介護?どこに相談する?

小田急沿線の片付けナース
ライフオーガナイザー 三浦千枝です。

帰省するたびに両親の「老い」が目立ってきます。
その分私も年を取っているわけですが。



九州と関東に離れて暮らして十数年。
何度か体調不良や入院、手術などありましたが何とか乗り越えてきました。

まだ自活できている両親ですが
これからはいろいろな方や行政の助けが必要になってくると思われます。


どこに相談するか・・・

誰でも相談できる窓口は「包括支援センター」

お住まいの地域の「包括支援センター」に相談してみることをおススメします。
各市町村に設置されていますので、ぜひ検索してみてください。

かかりつけの病院があれば相談に乗ってくれると思います。
デイケアなどの入所施設を併設している病院も多いですね。

家族だけで協力して乗り越える!
不可能ではないと思いますが、
できるだけ専門家などの力を利用することをおススメします。
負担がかかるのはほとんどの場合「女性」である私たち主婦。

介護に専従できるならまだマシですが、仕事、家事、育児・・・
身体的、精神的負担は計り知れないものがあります。


休むこと、気分転換することは悪い事ではありません。
「休憩」「息抜き」の時間も一日の予定に入れてくださいね。

HOW TO HAVE A GOOD DAY

毎日暑いですね~。
外に出るのも最近は用事がある時だけです(^^;

室内で過ごすことが多い時は情報のインプットに勤しんでいます。

「お片付け相談」のメニュー、内容もリニューアルを予定しています。
よりご利用しやすく、実践に役立つ内容にパワーアップする予定です(^^♪


今日は読みごたえのある本のご紹介です。

「最高の自分を引き出す 脳が喜ぶ仕事術」
キャサリン・ウェッブ(著)


新品価格
¥1,836から
(2016/7/14 09:30時点)



原題は「HOW TO HAVE A GOOD DAY」


一日をより良いものにするための方法が
著者のコンサル事例が行動経済学、脳科学、心理学の知識が豊富に紹介されています。

かなり読みごたえがある本です。

挿絵一切なし。

最近の、心理学、スピリチュアルなどの
良いとこどりした本とは一線を画す本です。
私はどちらも読みますが(^^;

広く浅く知識や考え方を知りたいとき、
深くじっくり読み込みたいとき。
その時の気分や必要性に合わせて読んでいます。
それぞれに良さがあるのでどちらが良い、というわけではありません。

仕事の効率を上げるだけではなく、
「行動」しやすくなるための方法が書いてあります。

知っていることも数多くありますが、今一度読み込んで「自分のもの」にしたいと思います。

「片付ける」って、いい毎日、心地よい生活を送るためにあるものだと思うので。
片付けるために生きている、っていうのはなんだか違う~。

相談してスッキリ!
から一歩進んで「行動」できるようになるための時間にしたいな~、と思っているのです。

自分のモチベーションを上げていくのにも役立てたいと思います。


あなたのために、と言われても納得できないこともある

なぜ、親の家を片づけたいと思うのですか?

親のため?

本当は、そう遠くない将来、自分が片付ける時の事が心配だから・・・
時間も費用も労力もかかるし片づけたくない・・・
という思いはありませんか?

そういう思いって言わなくても伝わるものです。









いくら「あなたのため」と言われても

 「本当のところは違う」
そういう事を感じたことはありませんでしたか?
そう言ってくる相手は親や先生だったり友達だったり恋人だったり・・・

わかったうえであえて言う通りにすることもあれば
反発することも。
皆さん自分でも体験されていると思います。

本人がその気にならない限り、ほとんどの場合、余計なお世話と受け取られるだけです。


お元気でお暮しの今の生活が、より便利に、楽になるように。
将来も暮らしやすくなるような片づけをお手伝いします。


ちょっとしたことでグンと生活が変わります。




月末~帰省しますので、ブログ更新を1週間ほどお休みします。

暑さ厳しき折、皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。


見たいものしか見えない

●お母さんにもうちょっと不用品を捨ててもらいたいんだけど…

この場合の「お母さん」は、お姑さんの事もあれば自分の親の事も。
みなさん同じような悩みをお持ちです。

私はどちらの世代の友人、知人がいますので
逆に「若い人はすぐに捨てろっていうの」
「たまにやってきて、あれこれ指図されるのはムカつくわ」
という親世代の赤裸々な声も直接お聞きします。

親世代の方からそういう話を聞いたときは
共感を示しつつ、
モノを少なく持つことのメリットを「軽く」お話しします。

大体の方は、モノを減らすメリットについては理解を示されます。

「でも…」

と続く理由はいろいろですが。



◆シニア向けの片付けの本や雑誌を渡す
「字が見えにくいので読めない」

◆テレビの片付け特集をさりげなく一緒に見ることに成功。

興味深そうに見てる!
やる気になってくれるかな~(#^.^#)

「うちはあそこまでひどくないから安心ね」

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

二つとも実話です。


「自分の」身に何か起こらないと
なかなか「自分の問題」として受け止めることは難しいようです。

「おやかた」よりもまず自分

親の家の片付けも大切ですが、
自分や一緒に住んでいる家族の事はもっと大切です。
親世帯に何かアクシデントが起こっても余裕をもって対処できるように、まずはご自分の環境を整えることをおススメします。

せっかくの帰省、「おやかた」が原因でケンカなどしないでくださいね~。
何かあっても、どうして片づけたくないのか理由を探ってみましょう。
きっと理由があるはずです。

「面と向かっては聞けない」
そんなあなたのために、「おやかた」に必要な情報収集の仕方については
「お片付け相談」にてお話しています。

レジュメ、情報収集のチェック表なども用意しています。

スカイプなどの無料通話にてもお話承ります。
お電話でも。

レジュメなどの資料はメールでお届けしますので
印刷、またはスマホやタブレットなどに保存してご利用ください。



evernoteの共有リンクのアドレスをお知らせしますのでそちらからご覧いただく形となります。
サンプルページを作っていますのでご覧いただけるかお試しください。
EVERNOTE 共有リンクサンプルページ

きき脳について書いてあります。

「きき脳」の詳しい説明、診断は「お片付け相談」にて(#^.^#)

「おやかた」を始めるその前に

そろそろ帰省される方も多くなる時期ですね。

おやかた=親の家の片付け

家の片付けも大事な問題ですが、それ以前にやることがあります。

それは、日頃のコミュニケーション。

親兄弟とはいえ「仲良し」とは限りませんよね。
「仲良く」しろ、と言っているわけではありませんよ~。
どうしても「無理」ってことはあると思います。

私はけんかしなきゃOK、と思って日頃のお付き合いをしています。

日頃の健康状態やかかりつけ医、くらいは知っておいた方が良いかな~、
と思います。



●介護保険は申請してから実際に認定されるまで時間(約1か月ほど)がかかります。

経験者に話を聞くことも多いかと思いますが、
その人とあなたの場合は違います。

情報収集のためにいろんな人から話を聞くことは悪い事ではありませんが、
中にはアドバイスと違う事をすると
「せっかく教えてあげたのに」
みたいなことになって人間関係に影響があることも。
そういうトラブルを防ぐためにも「専門家」に相談することをおすすめいたします。

専門家はどこにいる?

地域包括支援センターというものが各市町村にあります。

住み慣れた地域で暮らし続けられるようなサービスを受けられるように支援してくれます。
親御さんがお住いの地域包括支援センターについて調べてみてくださいね。


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