静岡に住む私が、久しぶりに足を伸ばして京都へ――。
今回訪れたのは、東寺の帝釈天、松尾大社、二条城…。
どれも心に深く残る場所でした。
50代になってからの旅は、どこか“自分と向き合う旅”にもなります。
自分のためだけに出かけるたびも本当に久しぶりの事でした。
この記事では、観光情報だけでなく、
「元ナース×片づけのプロ」としての目線で、
心と身体を整える旅のヒントも交えてお届けします。
東寺で出会った30年ぶりの帝釈天|静けさと再会の不思議
初日に訪れたのは、東寺。
実はここ、30年前に初めて帝釈天と出会った場所なんです。
当時の私は、まだ看護師として病棟勤務の日々。
時間に追われながらも、ふと立ち寄った東寺で、
不思議と心が軽くなった記憶があります。
今回も静かな境内で帝釈天に手を合わせていると、
「あの頃の私、がんばってたなあ」って思えました。
凛々しいお姿は30年来の「推し」でもあります。
旅の日程を決めてからの1か月は
ウキウキ気分で過ごしました❤
✔おすすめポイント
・帝釈天像が安置されている講堂(国宝!)
・朝早めに訪れると観光客も少なく静かです
✔アクセス:JR京都駅から徒歩15分。電車、バスでも便利。
御金神社で“整うお金の気配”を感じた朝
京都で“金運アップ”といえば【御金神社(みかねじんじゃ)】
朝早めに参拝しましたが、すでにちらほらと参拝客が。
鳥居が金色なのが印象的で、
思わず写真を撮りたくなってしまうスポットです。
私にとってのお金は
「大切な人たちと、穏やかに暮らすためのエネルギー」。
そんな感覚を思い出させてくれる、清々しい神社でした。
✔ちえポイント:
・お守りはご縁ある人へのおすそ分けにもおすすめ
・24時間参拝できます
(社務所は時間が決まっていますので御守り等ご希望の方はお時間の確認を)
アンゼルム・キーファー展@二条城|普段見られない空間で、時と向き合う
その後、すぐ近くの二条城へ。
現在(2025年6月)、世界的現代美術家【アンゼルム・キーファー展】が開催中です(~6月22日まで)。
実はこの展示、普段は非公開の「二の丸御殿中奥」「台所・御清所」なども含めた特別公開になっていて、美術ファンでなくても楽しめる貴重な機会。
巨大な作品たちが歴史的建造物の中で静かに存在していて、
まるで時間が止まったような不思議な感覚になりました。
「今ここに生きる」ということを、強く考えさせられるアート展。
50代になった今だからこそ、深く染み入るものがありました。
✔旅のヒント:
・展示は屋内中心。暑さや雨の日でも安心
・写真撮影可能エリアあり。インスタ映えも◎
・入場前にお手洗いへ行っておきましょう。再入場できません。
・キーファー展のチケットの他に、二条城の入場券が必要です。
・会場へは靴を脱いで入ります。靴下必須!
ストッキング不可です。
松尾大社で感じた「守られている安心感」
3カ所目は、松尾大社(まつのおたいしゃ)。
お酒の神様として有名ですが、
実は「長寿・健康・家庭円満」もご利益があります。
私は「介護環境を整える専門家」として、
家の中の整え方や家族の健康管理について情報発信をしていますが、
旅先でも“守りのエネルギー”を感じることが多いです。
ここの境内では、
「家族の健康も、自分の心のゆとりから始まるなあ」としみじみ思いました。
✔観光のコツ:
・境内は緑が多く、癒し効果◎
・混雑も少なめで、ゆったり散策できます
・少しわかりにくいですが、境内の滝は必見!!!
50代からの“ひとり時間”を旅に重ねて
私のように、家族のこと、介護のこと、仕事のこと…
気づけば「自分の時間」が後回しになっている女性は多いのではないでしょうか。
そんなとき、旅先の風景や神社仏閣の静けさが、
心を整えるお手伝いをしてくれます。
ちょっと足を伸ばして、昔の自分に会いに行く旅――そんな京都の時間でした。
旅を終えて。小さな「安心」を持ち帰る
今回の旅では、観光名所を巡るだけでなく、
“心が整う場所”との出会いがありました。
帰ってからの毎日が、
少しだけ丁寧になった気がします。
旅行って、非日常の中に、自分の「今」を発見する機会ですね。
これからも、50代からの健康・介護・住まいに役立つ情報を発信していきます。
旅の話もまたお届けしますので、ぜひ他の記事もご覧ください↓↓↓
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