嫁に自動インストール機能はついていません

結婚は個人同士の問題ですが、
「家」の問題が大きくかかわってくることも事実としてあります。
 
本人同士は良くても…
という場合は口に出さなくても
何かしらあることが多いのではないでしょうか。
 

 
男女平等、といいつつも家事の負担は女性に大きくかかってきます。
妊娠~出産、子育てに関しての負担もそうです。
体のつくりも違う事ですし、仕方がないことではありますが…
 
妊娠出産は病気ではない
といって無理させられている方のなんと多いことか
 
病気であれば治療法なり薬なりで対処できるんですよ。
病気じゃないからこそ、
産後の安静期間くらいはしっかり確保させていただきたい!!!!
 
精神的にも身体的にも大ダメージですよ
 
私は産んでないけど、もしも義実家片付けその他含めて、
この状態で妊産婦になってたら…
と思うと恐ろしいものがあります。
 
特に「長男の嫁」という立場は昔から負担が大きいものです。
私も長男の嫁です。
家が、遺産が…という話をする人もいますが
そんなのいらない!!
自由な時間を下さい。
 
だいたい「家」も自分が住みたいところに
住みたい家を建てるのが理想です。
家なら何でもいいってわけじゃないし。
 
長男長女同士の結婚も多いし
長男じゃない人を探すのも難しくなってきますね。
 
長男の嫁だからすべてを引き受ける
 
そんなこと無理です。
 
一昔もふた昔も前の価値観を引きずったまま
結婚生活を続けていくのは難しいです。
 
不思議に思うのは
結婚したら自動的に婚家の情報がインプットされると思ってるのかしら…
と思うこともありますね。
人間関係とかしきたりとか。
 
先日もフェイスブックでそういう話題になりまして。
 
自動インストール機能はついてない!
というコメントをいただきました
 
同感で~す!!!!!
 
…こんな話ができる場を近々作りたいと思います。

遠方の方や、外出する時間がとりにくい方はスカイプなどでも。
 

やることはわかったけど、どう実行すればいいの?

時節柄、今の時期に気を付けたい病気についての記事が多めになっています。
 
今後、病院に行く前に自分でできることや、
観察のポイントなどについても少しずつ書いていく予定です。
じゃあ、具体的にどうすれば実行できるのか。
 
これはケースバイケース、
「誰が」「誰に」行うのか、という事によって、やり方は色々ですので
なかなか記事にはしにくいのですが、できるだけ書いていこうと思います。
 
何をするにしても、病床整備、環境整備という事はベースになる部分です。
 
生命の危機に関する優先度からすれば、
置いて行かれがちなことではありますが、ここは外せない!
と現役ナースのころからの思いは変わりません。
 
それどころか、年々強くなっていきます。
 


 
 
肺炎の記事で、食事中の体位について
 
「座位を保つ」
たった五文字ですが、安全、安楽に座位を保つことは難しい場合もあります。
 
介護ベッドだと電動でウィーンってスイッチ押せばOKでしょ?
と思いますか?
 
枕元にティッシュの箱やその他身の回りの品が常に置いてあることは多いものです。
 
上半身を起こすときはそれらのものが置きっぱなしでは
ベッドを起こすたびに移動させることになります。
 
「安全に」ベッドを起こすためにはいくつかの気を付けておきたいことがあります。
起こした後の観察にも重要なポイントがあります。
電動ベッドでの事故もあり得ます。
 
毎回のこととなると、結構大変な作業です。
 
枕元には余計なものを置かないのが理想ではありますが、
すぐに手が届くところにないと不安だったり不便だったりすることもまた事実。
おススメは、使う目的ごとに必要なものをまとめてかごやトレイに入れておくことです。
 
 
痰が多くてティッシュをよく使う場合
 
かごなどにティッシュと、ちょっとしたごみ袋(ビニールや広告などで作った箱など)を置いておくと、ごみの始末も、物品の移動も簡単にできます。
 
痰などは感染の危険もある廃棄物なので、
素手で触れずに速やかに廃棄できる仕組みを作ることをおすすめします。
枕元に使用後のごみが散らかっていることは病院でもたまに見かけました。
ベッド柵にビニール袋をテープで貼り付けたりとかしていましたね。
 
ごみがたまっている様子は見苦しいこともあるので、こまめに交換していました。



 
生活全般に及ぶケアにはこまごました物品が必要なことが多く
それらの多くは消耗品です。
在庫の管理もなかなか大変ではないかと思います。
 
「片付け」の技術を応用することで
この部分を「楽に」することができます。
 
物品管理の手間が楽になります。
 
ベッドサイドが整理されていると、緊急時の処置もスムーズに行えます。
 
介護する方される方が安全、安楽に過ごせるためのお手伝いが
「片付けナース」の一番大きなミッションです。

 
でも!
その前の段階としてもっともっと力を尽くしたい部分があるのです。


 

誤嚥性肺炎にご注意

日本人の死因の上位に毎年入るのが「肺炎」
予防接種のCMなどもありますが、肺炎は身近に起こりうる病気です。
中でも「誤嚥性肺炎」は高齢者の肺炎の70%以上だとも言われています。



●誤嚥性肺炎とは?


誤嚥とは、食べ物や飲み物が誤って気管や気管支内に入ってしまう事。
細菌が唾液や胃液とともに肺に流れ込んでおこる肺炎。

高齢者の肺炎で、この「誤嚥性肺」というのはものすごく多いのです。

水や食べ物でむせることあるでしょ?
あれの進行形…と思ってもらえればわかりやすいかな。

ふつう、ただの水でもちょっと違うところに入ったら激しくむせたり
咳き込んだりしますよね。

あれは「誤嚥」を防ぐ体の反応です。

高齢になるとそういう反応が鈍くなってくる場合があります。

咳や発熱など、肺炎の症状が現れにくいことも多いです。
いつものどのあたりが「ゴロゴロ」なっていたり
元気がなかったり、食事に時間がかかるようになった…
痰が汚い…
など、いつもと違う気になる場合は医師に相談してみましょう。

おう吐した時も、要注意です。


●予防、対応は?

・食事の時の体位に気を付けることが一番です。
きちんとした「座位」を保てる等に背もたれなどをうまく使ってください。

・ベッドの場合も、上半身を起こすと同時に
足元も少し上げて体がずり下がってこないような工夫をしましょう。

・液体のものよりも、少しとろみがあるほうが誤嚥しにくくなります。
ゼリーやポタージュなど。

・食べた後、すぐに横にならない

これらは、経管栄養をされている方にも言えることです。

・忘れてならないのは口腔ケア
口の中に残った食物残渣などは取り除きましょう。
口腔内の雑菌を減らすことにもつながります。

この中で意外に難しいのが「口腔ケア」
嫌がられる方も結構いらっしゃいます。
無理強いしないで、そういう時は水を飲んでもらう
うがいをしてもらう、など少しでも口の中を清潔にできるような工夫をしましょう。

いきなり口をこじ開けてグリグリやる、なんていうのはもってのほかですよ~。


アメブロのほうにもアップしていますので良かったらご覧ください。

高齢者が注意するべき肺炎



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