義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編

義実家の片づけに十年以上かかりました。

完全に終わった!というわけではないので正しくは継続中。



●何故そんなに時間がかかったのか

遠距離の義実家の片づけにはそんなに時間がかかるものなのか…と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

家族構成、抱えている問題などもそれぞれ違いますので
一概には言えませんが、私の場合についてブログ等に書いています。


●距離的な問題

コレが一番大きいです。
義実家は私が住んでいるところから100Kmほど離れています。

交通手段は自家用車。

一般道路でも行けますが、だいたい高速道路を利用します。



限られた時間で、できるだけ滞在時間を長くとるため
異動時の疲れを軽減するためにも、なるべく早く、短時間で移動するために高速道路を利用します。

物理的な距離のほかに心理的な距離も。
もしかしたらこちらの方が「疲れる」大きな原因かもしれません。

義母は私が夫と出会う前に他界。
義父とも片手に余るほどしか会わないまま他界されました。

義理の両親とは言え、私にとってはほぼ「知らない人」。

どんな人だったかわからないまま、
人生の後始末的なことを行うプレッシャーと疑問をヒシヒシと感じていました。


夫も学生時代に実家を離れ就職。
実家に帰る事はほとんどなかったと聞いています。

親子関係も少しの間見た限りではかなりサッパリしたものでした。

心理的な距離が近いからと言って整理できるものではないとも思います。
近ければ近いほど、手を付けられなくなるのではないか・・・。
そのように思います。




次回、モノの多さについて。


片づけが原因で家庭崩壊の危機


講座で習った事を家で話しているうちに
夫も自然に思考の整理がされていったように思います。

実際に義実家の片づけに効果があったこともあり、
私が「1級講座も受講したい」と相談した時も
「イイね~(o^-')b いっぱい勉強してきて~」
という感じでした。

1級講座受講中は
講座でインプットしたことを
夫にアウトプットする日々でした。

右脳的な感覚重視の私
世間でもまれてきた完全に理系脳の夫の突っ込み
苦しいこともありましたが、いろんなことを気づかせてくれるものでした。


●不要品を探す作業ってとてもストレス!

「いらないもの」ばかりにフォーカスして、
それらの数が増えてくるうちに
こちらのストレスも同じようにたまっていくのを感じました。

なんでこんなにいらんもんばっかりあると?(-_-メ)

だんだん腹も立ってきます。

そして、
ほぼ他人の家の片づけをなんで私がしてるんだろう

という疑問と怒りに変わってきました。

夫にも話したことがありますが
この十数年間何度か
「もうできません。勘弁してください」
と言おうと思ったことがあります。

要するに
「ご縁がなかったことにしたい」

と思ったわけです。

「片づけ」が原因で。

そうならなかったのは、私も口に出す前によ~く考えた、
という事もありますが…
いつしか義実家に行かないとちょっと気になる存在になっていました。


ここから先は、夫には言った事がないことです。





♡ゆえ
といったところでしょうか。
(/ω\)

この人一人に負わせるわけにはいかない
という思いがありました。

今もその気持ちは大きいです。

一緒に人生を歩んでいく
と決めた人ですし、その価値がある人だと思っているからです。

そんな気持ちも「片づけ」が原因で壊れそうになったのです。
実際に壊れた話も見聞きしています。

たかが片づけ
されど片づけ

軽く見てはいけません。

ただの不用品の山が、
大切なものを壊す大きな元凶になることもあるのです。

早めに手を打ちましょう。



「私さえ我慢したら・・・」
という考えではだれも幸せになりません。

あなたはどうしたいの?

どうせ・・・
だって・・・

という言葉は、いったん置いておいて。
そこの部分を考えてみてください。

私で良かったらお話うかがいますよ。
「お問い合わせ」からご連絡くださいね。

メルマガの読者の方は、メルマガに返信していただくと私に直接届きます。

ライフオーガナイザーになったいきさつ「変わらない家の中の景色」

「片づけ」に関する資格、仕事をする人が増えてきました。

片づけに関する資格は今の日本に30以上もあるようです。

「ライフオーガナイザー®」もその一つ。

ライフオーガナイザーとは、アメリカでは職業として確立している「プロフェッショナルオーガナイザー」を日本人や日本の住居にあったものに体系化したものです。

詳しくは「日本ライフオーガナイザー協会」のウェブサイトをご参照ください。

ライフオーガナイザー®とは

片付けナース 三浦千枝は
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会の正会員です。



「ライフオーガナイザー」になる人の中には片づけが大好きで、
という人もたくさんいますが

苦手で・・・片づけられない女でしたという方が大勢います。

私も30歳までの人生、「片づけ」を意識したことは特になく
子どもの頃は母に
「片づけなさい!」
とキレ気味に叱られることも多かったです。

気が向けば几帳面にカスタマイズなどもして片づけてましたが、
基本的には・・・

生活に支障がなければ良いじゃないか

というスタンス。

これは今もそう変わってません(笑)

●何故「片づけ」を学ぼうと思ったのか


それは、一人暮らしだった義父が亡くなって
残された家の管理をするようになってから。

とにかくものすごい物量で、最初の数年は
・捨てても捨ててもモノが減らない。
・家の中の景色もほぼ変わりない・・・
という、ここは無間地獄(=絶えることのない無限の苦しみ、という意味で)か、と思うほどでした。



それまでの自分のやり方ではとても対処できなくて
テレビや雑誌、当時始めたインターネットで、
何とか良い方法はないか・・・
と情報収集をしていました。
現実逃避していた部分もあったかと思います。

そんな中
「捨てるからはじめない」ライフオーガナイズ
というものを見つけました。

ライフオーガナイズの存在を知ってから、
講座を受けるまでに1年ほどかかりました。

まず「ライフオーガナイザー2級認定講座」を受講しました。

2級講座でもずいぶん楽になったのですが、
もっと知りたいな~
という思いが高じて1級認定講座を受講。

その後、スキルアップ講座なども受講して流れに乗って・・・
現在に至ります(・・。)ゞ

●ライフオーガナイズを実践してから・・・

とにかくものすごい物量で、最初の数年は
・捨てても捨ててもモノが減らない。
・家の中の景色もほぼ変わりない・・・

といった状況が劇的に改善しました。

それまでは
物を右から左へ移動させる
不要品を探し出して処分する

という事の繰り返しでしたが、
モノではなく「思考の整理」から行いました。

この部分は、どうやったかというと・・・


私はLO2級講座で自分の価値観が明確になりました。

現在は、ライフオーガナイザーとして実際に片づけの相談や作業をご一緒する機会もありますが、この「思考の整理」という部分を大事にしています。


捨てる作業を始める前に、ぜひやっていただきたいこと



という無料のメールセミナーにてお話ししています。


実際に「片づけ相談」を申し込まれた方にも必ずお尋ねしている内容です。

この部分がわかると「行動」しやすくなります。

私以外の「片づけ」業者に依頼する場合にも役に立ちますので
興味のある方は是非お読みください。



片付けナースに興味を持っていただけた方は是非ご覧ください。
あなたに合ったご利用法をチェック。


◆片付けナース ナースコール緊急度チェック




注目の投稿

小鹿田焼民陶祭 山のそば茶屋

 大分県日田市の山間部にある 小鹿田焼の里 10月に開催される 民陶祭が、10月12日、13日に開催されています。 西日本豪雨の影響で 5年ぶりの開催となります。 開窯以来のピンチと聞いていましたが 復活して本当に良かったです。 私の父の実家でもあり 夏休みは小鹿田で過ごすことが...