ちょっと離れて物事を考える。 同じステージに立たない

「正しい」ことが受け入れられるとは限らない
の続きです。

両親の「老い」が目立ってきました。
高齢者の悪い特徴が主張してきている感じです。
これは・・・
お仕事ではどうってことないですが、
一緒に暮らす家族だと・・・・
けっこう精神的に堪えます。
以前はそれで口論になり気まずくなることもしばしばでした。

数年前から
「そういう事にならないように気を付ける」
できるだけ穏やかで良い時間を過ごしたい。
と決めて実行してきましたが
やっぱり切れそうになる自分もいます。

でも、私は「ライフオーガナイザー」。
思考のオーガナイズ、学んで良かった。
状況を俯瞰し、今まで学んだことをフル活用して
なんとか以前のように気まずい状況に陥ることなく対処できた・・・
のではないかと思います。
年を取ったことも大きいかと思いますが。

「俯瞰」って大事。

俯瞰(ふかん)とは、高いところから見下ろし、眺めること

ちょっと離れて物事を考える
同じステージに立たない、といったようなことです。

これができるようになると、ずいぶん楽になりますよ。

どういうことに気を付けたらいいのか、という事についても
お片付け相談でお話しています。

「正しい」ことが受け入れられるとは限らない

離れて暮らしている両親とはなるべくこまめに
電話などでコミュニケーションをとるようにしています。
声から伝わることもたくさんありますが、
電話だけではわからないこともたくさんありますね。




少し前の事ですが、ちょっとした健康問題が発覚していました。
大事には至ってないのですが、少々心配な感じ。
今からの養生、日常生活の調整が必要かな、といったところです。

ですが、これがなかなか難しい(´_`。)

真っただ中にいると、問題が見えにくくなる
・・・というか見たくない のでしょうね。
なんとか自分に都合が良いように解釈しようとしている様子がアリアリと。

これ以上状況が悪化しないように・・・
という思いもあり、話をしても
「おもしろくない」話
なので否定されます。

否定、ネガティブ発言は昔からなので
「やっぱりこう来たか」と思うだけなのですが
二人暮らしの両親のどちらかが動けなくなった場合の事を考えると

どげんかせんといかん
何とかしなくては

という思いが先に立ちます。

私ももう昔の事ですが専門病棟にいましたので、
これは譲れない、
という基本的な部分があります。

私の親に限ったことではないと思いますが
自分が知らないもの、自分の常識以外の事は基本
「全否定」
からはじまりがちです。

他にも老人看護学の教科書で習った高齢者の悪い特徴が主張してきている感じです。
これは・・・
けっこう精神的に堪えます。

コミュニケーションは「正しい」事が通用する世界ではないので。


以前はそれで口論になり気まずくなることもしばしばでした。

そろそろ介護?どこに相談する?

小田急沿線の片付けナース
ライフオーガナイザー 三浦千枝です。

帰省するたびに両親の「老い」が目立ってきます。
その分私も年を取っているわけですが。



九州と関東に離れて暮らして十数年。
何度か体調不良や入院、手術などありましたが何とか乗り越えてきました。

まだ自活できている両親ですが
これからはいろいろな方や行政の助けが必要になってくると思われます。


どこに相談するか・・・

誰でも相談できる窓口は「包括支援センター」

お住まいの地域の「包括支援センター」に相談してみることをおススメします。
各市町村に設置されていますので、ぜひ検索してみてください。

かかりつけの病院があれば相談に乗ってくれると思います。
デイケアなどの入所施設を併設している病院も多いですね。

家族だけで協力して乗り越える!
不可能ではないと思いますが、
できるだけ専門家などの力を利用することをおススメします。
負担がかかるのはほとんどの場合「女性」である私たち主婦。

介護に専従できるならまだマシですが、仕事、家事、育児・・・
身体的、精神的負担は計り知れないものがあります。


休むこと、気分転換することは悪い事ではありません。
「休憩」「息抜き」の時間も一日の予定に入れてくださいね。

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