義実家片づけに時間がかかったそのワケは:モノの多さ編

義実家片づけに時間がかかったそのワケは…
シリーズ2回目です。

初回はこちら

義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編



多くの方に共通の一番の悩みの根源それは…

●モノの多さ


過去記事でも少し書いていますが、
家一軒が物置き状態、といって過言ではない状況でした。

何故「モノの多さに気づかなかったのか」
見てわかる事なのに。
そう思われる方も多いかな~💦

気付かなかったわけではないのです。

結婚前に訪問したことはありますが、
かなり緊張していたこともあり、
「モノが多いなあ。でも男性の一人暮らしならこんなモノか」
くらいにしか思いませんでした。

今にして思えば危険(?)な兆候はあちこちにあったのですが、
大好きなダンナの家族に悪い印象を持ちたくない、
という補正が、かなりかかっていたのかもしれません。


要は客観的に見ることができなかった・・・という事です。

もっと簡単に言えば「他人事」だった!

同居の予定もなかったですしね。

新居も遠かったのでそんなに付き合いもないだろう…と正直思っていました(;^_^A




モノの多さの感じ方にもものすごく個人差があります。

全然散らかってないのに「散らかってて…」と言われると
「嫌味か?」と思う事ありませんか?

「モノが多い」を
「太っている」「痩せたい」に置き換えるとわかりやすいかな~。

いろんな方の片づけの悩みを伺う中でも
「どこが問題?」と思う方も中にはいらっしゃいます。

そういう方は本気で「モノが多い」
「散らかっている」という事にお悩みだという事もわかりました。

今なにも困っていないけれど、周りから「片づけたら?」と言われる方は
自分の基準と周りの「片づいている」基準が違うのではないですか?

一度自分の部屋を写真に撮ってみてください。

見えなかった部分、気づかなかった部分が見えてくると思います。

義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編

義実家の片づけに十年以上かかりました。

完全に終わった!というわけではないので正しくは継続中。



●何故そんなに時間がかかったのか

遠距離の義実家の片づけにはそんなに時間がかかるものなのか…と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

家族構成、抱えている問題などもそれぞれ違いますので
一概には言えませんが、私の場合についてブログ等に書いています。


●距離的な問題

コレが一番大きいです。
義実家は私が住んでいるところから100Kmほど離れています。

交通手段は自家用車。

一般道路でも行けますが、だいたい高速道路を利用します。



限られた時間で、できるだけ滞在時間を長くとるため
異動時の疲れを軽減するためにも、なるべく早く、短時間で移動するために高速道路を利用します。

物理的な距離のほかに心理的な距離も。
もしかしたらこちらの方が「疲れる」大きな原因かもしれません。

義母は私が夫と出会う前に他界。
義父とも片手に余るほどしか会わないまま他界されました。

義理の両親とは言え、私にとってはほぼ「知らない人」。

どんな人だったかわからないまま、
人生の後始末的なことを行うプレッシャーと疑問をヒシヒシと感じていました。


夫も学生時代に実家を離れ就職。
実家に帰る事はほとんどなかったと聞いています。

親子関係も少しの間見た限りではかなりサッパリしたものでした。

心理的な距離が近いからと言って整理できるものではないとも思います。
近ければ近いほど、手を付けられなくなるのではないか・・・。
そのように思います。




次回、モノの多さについて。


片づけが原因で家庭崩壊の危機


講座で習った事を家で話しているうちに
夫も自然に思考の整理がされていったように思います。

実際に義実家の片づけに効果があったこともあり、
私が「1級講座も受講したい」と相談した時も
「イイね~(o^-')b いっぱい勉強してきて~」
という感じでした。

1級講座受講中は
講座でインプットしたことを
夫にアウトプットする日々でした。

右脳的な感覚重視の私
世間でもまれてきた完全に理系脳の夫の突っ込み
苦しいこともありましたが、いろんなことを気づかせてくれるものでした。


●不要品を探す作業ってとてもストレス!

「いらないもの」ばかりにフォーカスして、
それらの数が増えてくるうちに
こちらのストレスも同じようにたまっていくのを感じました。

なんでこんなにいらんもんばっかりあると?(-_-メ)

だんだん腹も立ってきます。

そして、
ほぼ他人の家の片づけをなんで私がしてるんだろう

という疑問と怒りに変わってきました。

夫にも話したことがありますが
この十数年間何度か
「もうできません。勘弁してください」
と言おうと思ったことがあります。

要するに
「ご縁がなかったことにしたい」

と思ったわけです。

「片づけ」が原因で。

そうならなかったのは、私も口に出す前によ~く考えた、
という事もありますが…
いつしか義実家に行かないとちょっと気になる存在になっていました。


ここから先は、夫には言った事がないことです。





♡ゆえ
といったところでしょうか。
(/ω\)

この人一人に負わせるわけにはいかない
という思いがありました。

今もその気持ちは大きいです。

一緒に人生を歩んでいく
と決めた人ですし、その価値がある人だと思っているからです。

そんな気持ちも「片づけ」が原因で壊れそうになったのです。
実際に壊れた話も見聞きしています。

たかが片づけ
されど片づけ

軽く見てはいけません。

ただの不用品の山が、
大切なものを壊す大きな元凶になることもあるのです。

早めに手を打ちましょう。



「私さえ我慢したら・・・」
という考えではだれも幸せになりません。

あなたはどうしたいの?

どうせ・・・
だって・・・

という言葉は、いったん置いておいて。
そこの部分を考えてみてください。

私で良かったらお話うかがいますよ。
「お問い合わせ」からご連絡くださいね。

メルマガの読者の方は、メルマガに返信していただくと私に直接届きます。

注目の投稿

富士山本宮浅間大社 流鏑馬 2024

 毎年5月に 富士山本宮浅間大社では流鏑馬が奉納されます。 5月4日~6日は「流鏑馬まつり」が開催され 境内には出店が立ち並びます。 久しぶりに 流鏑馬を見に行ってきました。 浅間大社の流鏑馬は、 社伝によると建久4年(1193)源頼朝が 富士の裾野で巻狩を行った際、 当大社に流...