楽しかった思い出 親子でギャップ?

親の家を片づける前のヒアリング

今困っている事や
こうだったらいいな~、と思う事などについての記事をアップしています。

こうだったらいいな~、というようなことはありませんか?


これまで書いたことは「不」の部分ですが、
もう一つぜひ聞いてみてほしい事があります。

それは、楽しかったこと
今楽しいと思っていることについて。

一緒に暮らしていない間に、意外な趣味や楽しみを見つけている、という事もあります。

私の母も、いつのまにか「墨絵」を習いに行ってたり…



パッチワーク教室で作ったというポーチをたくさんくれたり…(;^_^A



趣味がないと思っていた父も、相撲を見に行くことが楽しみになっていたり

いろいろありましたね~。

市民大学にも通っていましたよ。

これがとっても楽しいんだそうで。

私が帰省中でもいそいそと出かけていきます。


過去の思い出も、親と子どもではビミョーに印象が違っていたりして。

そういう話をしながら写真や思い出の品の整理につなげていきます。

そして、もう一つ。

これからやってみたいことについてもぜひ聞いてみてください。

何かしらあるものですよ。

楽しい目標に向かってそれが実現できるように
環境を整えていきましょう。

いらないものを探すより、何倍も楽しいですよ。

目標がハッキリすれば、要不要の選択もしやすくなります。

シニア世代の方の方が意外とさっぱり「処分」されることも多いですよ。

お盆も中日を迎えました。

そろそろ自宅に戻らなければ、という方もいらっしゃる事でしょう。

過去と未来が入り混じるこの季節。

お互いが安心して心地よく暮らせるような
そんな空間作りのきっかけになりますように。

シニアの片付け、何を片づける?

親の家の片づけ、何からどうやって片づけよう

日ごろ使っているものは限られている
使ってないものを捨てると物が無くなっちゃう?

何故か日用品が山のようにある。
洗剤とか、下着とか、調味料とか…

写真とかトロフィーとか過去の栄光のもので埋め尽くされてる
今はやってない趣味の道具とか…

いろんなお悩みがあるかと思います。

私も上記のようなモノと向き合ってきました。



「故人」になってしまうと、日常のちょっとした品も「思い出の品」となってしまいます。

ポケットから出てきたレシート1枚でも、
ああ、あの時…
と思いだしちゃったりして。

簡単に捨てられるようなものが捨てにくくなっちゃうんですよね。

義父との付き合いはほとんどなかった私でもそうなので
良い付き合いが続いてきた間柄ならなおさらだと思います。


親の家の物、片づけるものは3つ。

1、日用品
2、もしもの場合への備え
3、思い出の品

1、と2は早めに整えることをおすすめします。

今の暮らしが楽しく便利になるような
そんな品が使いやすいところにあると日々の家事も楽しくなりますよ(^^♪

高価なものを買いそろえるというわけではなくて
今使っている物で十分です。

そこを使う人の意見を大事にしてあげてくださいね。

しまい込んでいる鍋や食器を使う
箱に入っているタオルをおろす…
そんなささやかなことでも気分が変わりますよ。

今使っているお気に入りの物があるのでしたらそれを使いやすく出し入れしやすいように置く。

使う機会がなさそうなものは、キッチンの使いやすい場所からは移動させても大丈夫だと思います。

日用品も、一度全部チェックしてみると
しばらくは買わなくていい事が目に見えてわかるかと思います。

思い出の品は時間をかけて行ってください。
自分で思い出に区切りをつけることができれば
割とあっさりと「片付け」る方、多いです。

何を残したいか、
何を伝えたいか、という事がここでもキーワードになってきますね。

「お片付け相談」では状況に応じてもっとパーソナルなアドバイスを。

こうだったらいいな~、というようなことはありませんか?

自分以外のモノを片づける時に
「いらないもの」「不用品」を見つけるために躍起になる前に…

その家(部屋)を使う人が
今困っている事
もっとこうしたいな~
こうだったらいいのにな~

と思っていることは何か聞いてみてください。



ひとまずそこを改善することを目指すとしましょう。

本人に聞いてみるほかに
・使ってない部屋はないか
→何か理由があるはず。物がギッシリで使えないとか

・2階があれば、階段の上り下りはどうか…
→健康状態に何か問題があるかも?
足腰が悪いとか、息切れがするとか

・家の中の段差は?
→長年暮らした家でしたら、慣れているかもしれませんが
転倒の危険は高いと考えます。

なども情報収集のポイントとなります。
矢印は情報の解釈の一例です。

持病などがある場合、考えられる危険や改善法をナースの目でアドバイスいたします。

モノを持っての階段の上り下りは足腰が弱ってくるとかなり大変な作業です。

転倒、階段からの転落などの危険もあります。

生活の動線を工夫した方が良いかもしれませんね。

ゴミ出しはできているか、も重要ポイント。

大きくて重いごみ袋では収集場所に持って行くのが辛い、ということもあるかもしれません。

大型ごみの出し方や、処分法がわからないからそのまま、という事もあります。

家の中での転倒事故を防ぐには
「床にモノを置かない」という事が大事です。

災害時など、避難時の妨げにもなりますしね。

家の中での事故って多いのです。

小さい子どもさんがいれば、ちょっと危険な環境でもありますしね。
連れていくのはちょっと…と思われても仕方ないです。

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