8月9日――私にとって特別な理由
1945年8月9日、長崎に原爆が投下されました。
この事実は多くの人が知っていますが、
実は原爆は当初、北九州に投下される予定だったことをご存じでしょうか。
投下予定が北九州から長崎に変わった理由
なぜ計画が変わったのか。いくつかの説があります。
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当日の天候が悪く、目視で目標を確認できなかった
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工場から立ち上る煙が視界を遮った
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雲の状況が変化し、進路の変更を余儀なくされた
どれが本当なのか、はっきりとは分かりません。
しかし、この「変更」が、私たちの運命を大きく変えたことは間違いありません。
晴れていたら…私はここにいなかったかもしれない
もし、あの日の北九州の空が快晴で視界が良好だったら――
原爆は予定通り投下され、
私の人生も存在も、きっとなかったでしょう。
そんなことを考えると、
8月9日は私にとって非常に特別な日になります。
生まれるずっと前の出来事ですが、
私の命と直結していると感じるからです。
毎年この日に思うこと
8月9日になると、私は静かに手を合わせます。
祈るのは、二度と同じ悲劇が繰り返されないこと。
そして、誰もが安心して年齢を重ねられる世界が続くことです。
過去の出来事をただ「歴史」として知るだけでなく、
今の自分の命や暮らしと結びつけて考えることが、未来を守る一歩になると思います。
あなたにとって、戦争や平和を考える日はありますか?
ぜひ、この機会に身近な人と話してみてください。
合掌。
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