あると安心「もしもグッズ」

シニアの方のオーガナイズについてお話しする時、
急な入院などに備えて
「もしもグッズ」をまとめておくと良いですよ、というお話をしています。

私の母も急に入院することがあり、
自分で病院グッズをバッグにまとめたものを作っていました。
出産を控えた方もお荷物をまとめたりされていると思います。




私自身はおおむね健康なのですが、
それでも入院、手術の経験があります。

手術後の絶対安静(寝返りはもちろん、
首を動かすこともできないレベル)寝たきり経験がありますが、
内科的な病気はほとんど経験がありませんでした。

手術後の痛みはありましたが、
特にこれといった症状がない状態での手術だったので
「激痛」というものをあまり経験したことがありませんでした。
盲腸もしっかり持ってます。

数年前、突然のおなかの激痛と出血に見舞われたときは本当に驚きました。

病院では何度も患者さんの吐下血を経験していますが、
自分の身に起こるとまた感じ方が違ってきますね。

痛みが続く中意識が遠のく感じがして走馬灯(のようなもの)も見えました。


病院に行ったら入院になるかもしれない…と思いました。

もしものために荷物を…と思っても体が思うように動きませんでした。

しばらく安静にして動けるようになったところで少しまとめることができましたが、
納得できる品ぞろえ(笑)ではありませんでした。

それでも、まあいいか…と思い受診した結果、
自宅療養になってほっとしたわけですが・・・・。

たとえば、もしもあなたが急に入院することになった時、
荷物をまとめて持ってきてくれる身内の方は近くにいらっしゃいますか?

私はいません。

電話などでダンナに指示してもちゃんと用意できるか不安があります。

たとえば、下着やパジャマ一つにしても
「なぜそれを持ってきた・・・」
という事態は容易に想像ができます。


仕方がないとはいえ、落ち着かない気分で入院生活に突入することになります。
洗濯や着替えもダンナが急な出張になった場合など、滞ることは必至です。

実家の母を呼ぼうにも、道中や健康状態など不安満載です。
できるなら実家近くの病院に入院させてもらいたいと真剣に考えました。

幸い大事に至らずに済みましたが、緊急時の備えについて考える良い機会になりました。

…続く

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