あなたのために、と言われても納得できないこともある

なぜ、親の家を片づけたいと思うのですか?

親のため?

本当は、そう遠くない将来、自分が片付ける時の事が心配だから・・・
時間も費用も労力もかかるし片づけたくない・・・
という思いはありませんか?

そういう思いって言わなくても伝わるものです。









いくら「あなたのため」と言われても

 「本当のところは違う」
そういう事を感じたことはありませんでしたか?
そう言ってくる相手は親や先生だったり友達だったり恋人だったり・・・

わかったうえであえて言う通りにすることもあれば
反発することも。
皆さん自分でも体験されていると思います。

本人がその気にならない限り、ほとんどの場合、余計なお世話と受け取られるだけです。


お元気でお暮しの今の生活が、より便利に、楽になるように。
将来も暮らしやすくなるような片づけをお手伝いします。


ちょっとしたことでグンと生活が変わります。




月末~帰省しますので、ブログ更新を1週間ほどお休みします。

暑さ厳しき折、皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。


見たいものしか見えない

●お母さんにもうちょっと不用品を捨ててもらいたいんだけど…

この場合の「お母さん」は、お姑さんの事もあれば自分の親の事も。
みなさん同じような悩みをお持ちです。

私はどちらの世代の友人、知人がいますので
逆に「若い人はすぐに捨てろっていうの」
「たまにやってきて、あれこれ指図されるのはムカつくわ」
という親世代の赤裸々な声も直接お聞きします。

親世代の方からそういう話を聞いたときは
共感を示しつつ、
モノを少なく持つことのメリットを「軽く」お話しします。

大体の方は、モノを減らすメリットについては理解を示されます。

「でも…」

と続く理由はいろいろですが。



◆シニア向けの片付けの本や雑誌を渡す
「字が見えにくいので読めない」

◆テレビの片付け特集をさりげなく一緒に見ることに成功。

興味深そうに見てる!
やる気になってくれるかな~(#^.^#)

「うちはあそこまでひどくないから安心ね」

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

二つとも実話です。


「自分の」身に何か起こらないと
なかなか「自分の問題」として受け止めることは難しいようです。

「おやかた」よりもまず自分

親の家の片付けも大切ですが、
自分や一緒に住んでいる家族の事はもっと大切です。
親世帯に何かアクシデントが起こっても余裕をもって対処できるように、まずはご自分の環境を整えることをおススメします。

せっかくの帰省、「おやかた」が原因でケンカなどしないでくださいね~。
何かあっても、どうして片づけたくないのか理由を探ってみましょう。
きっと理由があるはずです。

「面と向かっては聞けない」
そんなあなたのために、「おやかた」に必要な情報収集の仕方については
「お片付け相談」にてお話しています。

レジュメ、情報収集のチェック表なども用意しています。

スカイプなどの無料通話にてもお話承ります。
お電話でも。

レジュメなどの資料はメールでお届けしますので
印刷、またはスマホやタブレットなどに保存してご利用ください。



evernoteの共有リンクのアドレスをお知らせしますのでそちらからご覧いただく形となります。
サンプルページを作っていますのでご覧いただけるかお試しください。
EVERNOTE 共有リンクサンプルページ

きき脳について書いてあります。

「きき脳」の詳しい説明、診断は「お片付け相談」にて(#^.^#)

「おやかた」を始めるその前に

そろそろ帰省される方も多くなる時期ですね。

おやかた=親の家の片付け

家の片付けも大事な問題ですが、それ以前にやることがあります。

それは、日頃のコミュニケーション。

親兄弟とはいえ「仲良し」とは限りませんよね。
「仲良く」しろ、と言っているわけではありませんよ~。
どうしても「無理」ってことはあると思います。

私はけんかしなきゃOK、と思って日頃のお付き合いをしています。

日頃の健康状態やかかりつけ医、くらいは知っておいた方が良いかな~、
と思います。



●介護保険は申請してから実際に認定されるまで時間(約1か月ほど)がかかります。

経験者に話を聞くことも多いかと思いますが、
その人とあなたの場合は違います。

情報収集のためにいろんな人から話を聞くことは悪い事ではありませんが、
中にはアドバイスと違う事をすると
「せっかく教えてあげたのに」
みたいなことになって人間関係に影響があることも。
そういうトラブルを防ぐためにも「専門家」に相談することをおすすめいたします。

専門家はどこにいる?

地域包括支援センターというものが各市町村にあります。

住み慣れた地域で暮らし続けられるようなサービスを受けられるように支援してくれます。
親御さんがお住いの地域包括支援センターについて調べてみてくださいね。


[三大]下着やタオルを処分できない理由

下着やタオルを処分できない三大理由
1、まだ着れる
2、まだ使える(サイズ?そんなの関係ねー)
3、だんだん肌触りが良くなってきたので捨てられない


「しまう場所がないわ~
衣装ケース買ってこなきゃ。」

そう思っている方!

買い物に行く前に在庫の見直しを!!!

上記の理由でタンスの肥やしになっているものはありませんか?


これは義実家で見つけて我が家でしばらく使っていた昭和のタオル。
ホタテ柄よ~。
YSLってイブ・サン・ローランよね~(^^;
ホンマでっか?
という感じです。




●処分するには名残惜しいものもあるかと思いますが…

こんな場合をちょっと想像してみてください。


<シーン1>あなたの家にあこがれの人、または大好きな人が泊まりに来たとして

そのタオル、ためらいなく差し出せますか?

<シーン2>道で気分が悪くなって救急車で運ばれました。

急患外来では一通りの診察をします。
場合によっては病院の寝衣にスタッフの手により着替えさせられる場合も。
その下着、見られても恥ずかしくないですか?

<シーン3>入院することになりました。

「女手がいるわよね」と呼んでもないのにやってきた姑、または嫁が
あなたの下着や寝間着を持ってきてくれることになりました。
タンスも勝手に開けられること必至。
…今すぐ退院したくなりませんか?

<シーン4>あなたが他界した後、持ち物全部!
身内または業者の手によって処分されます。

「こんなボロいの着てたんだ」
「なんでこんなの持ってるの?」
そんな風に思われながら片付けられる…かもしれません。

業者のほうがまだましかもしれません。
私情を挟むことなく淡々と処理してくれますから。


私も義実家の片付けをしていますが、衣類はなかなか処分しにくいものです。
下着などはもう、着る人もいないし
人様に差し上げるものでもないので処分しやすかったですが。

義理の両親とはほとんど面識がないまま他界され、
ほぼ他人の私にこんなプライベートなところまで見られて嫌じゃないだろうか…
と思いながら片付けていました。

あまりにも数が多いと悲しみも怒りに変わっちゃいますね(^^;

そして、片付けが大変だった思い出が強烈に残り
物持ちが良すぎた人として記憶される…?

洗濯物のチョモランマ攻略法

ここでいう洗濯物とは、洗って干した後の衣類の事です。

洗う前のものは…
洗濯機に頑張ってもらいましょう~。


これは義実家で使っている二槽式洗濯機。
現役ですよ~。


汚れ落ちは抜群です。

手間はかかるし、大物は洗えないですが。



几帳面さゆえにできる洗濯物の山の続きです。

洗濯物の山=チョモランマ、と表現してみました。
ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山。

なかなか手をつけがたい…
遠くから見ているだけになりがち…な洗濯物の山。


・洗って取り入れたものの、そのままになっている。
・着替えは洗濯物の山から引っ張り出して使っている。

忙しい方にとってはそんなに珍しい光景ではないかもしれませんね。

山を築いちゃったけど、洗濯物は洗った順番に並べて入れたい

几帳面なんだかズボラなんだか…
自分でも矛盾に悩んでる…

私はそんなあなたは「几帳面」と判断します。

しかも完璧主義者。
全か無か
できるかできないか

自分が納得できない仕上がりならやらないほうがまし。

そうお考えでは…

山(洗濯物)の地層を利用して、
新しいものは奥に
古いものは手前(上)に来るように片付けちゃいましょう。


●そのやり方とは…

1、上にあるものから順番にたたんでいきます。
2、たたんだものはしまう場所別に置いておきます。
3、ある程度たまったら、タンスなりクローゼットなりに持っていき,収納しましょう。

この繰り返しで、古い洗濯物が一番手前【上)に来るように収納できます。

単純すぎますね(^^;

でも、この簡単なことの繰り返しができるかできないか、で
片付き具合が変わってくるのです。

●なるべく楽に、簡単にできる工夫をしましょう。

この方法を使うためには、洗濯物を収める場所の確保と定位置を決めておくとスムーズです。


●山を築かないようにするためには…

取り込む際に、立ったままたたむ、という事も有効です。
私はタオルやTシャツなどは、ささっとたたみます。
シーツなど大きなものには特におすすめですよ~。

たたんでいるときに
・これはもう着ないかな…
・シミが気になるな…
といったようなものはよけておきましょう。

「使うもの」を「使いやすく」収めるのが収納です。

パズルのようにあるものを全て!収めることではありません。


几帳さゆえにできる洗濯物の山

洗濯物をたたんでしまう、という作業が苦手…という方は多いです。

ついにこんな機械も開発されました。

全自動洗濯物たたみ機

少し前にフェイスブックのタイムラインでも話題になっていました(^^♪

でもでも!

たたんでくれるけど、しまってはくれないからね。

たたまれた衣類が山積み、という光景も容易に想像できます(>_<)


◆洗濯物をしまう場所がない(いっぱい)
◆たたむのが面倒
◆運ぶのが面倒

これらが「洗濯物の山」を築き上げてしまう主な原因です。





●これらを解決するには、

1、しまう場所の確保
2、定位置を決める
3、洗濯物を取り込んでからたたむ~しまうまでの動線の見直し

で改善できます。


中には、きちんと洗った順番に並べて入れたい

と思っているうちに洗濯物がたまってしまい
分類が面倒になって放置
という場合も。

完全主義者で几帳面な方はハマりやすいかと思われます。

几帳面なのに洗濯物の山?

と思われるかもしれませんが

完璧にできないならやらない!
という選択をする方もいるのです。

この洗濯物の山を「チョモランマ」と呼ぶ先輩もいます。

次回「チョモランマ」攻略法を。

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